first encounter

mtuechi2008-08-30



今日はお友達のちーこさんと京都めぐりツアーに行ってきました!
ちーこさんは、なんと!本職のガイドさんなのです!
目的地は今まで行ったことがなかった大原。
某ホテルから出ている観光バスを利用して、ガイドさん独り占めの一日観光旅行です。 わーいv




大原は京都市内よりもだいぶ涼しく、到着したときにはなんと気温が22度!


まずは宝泉院で抹茶とお菓子をいただき、庭を眺めてのんびり。
こちらでは部屋の中から見る庭の風景が、柱と欄間(?)を額縁に見立てて、まるで絵のように見えるのです。
今日はあいにくの雨だったので、光が少なかったのですが、晴れた日に見たら最高の絵だったと思われます。


ここでは水琴窟で水音の奏でる小さな音を聞いたり、伏見城から持ってこられた血天井を見たり、見所が多かった。
さすがガイドさんお勧めの場所です!
血天井には血でつけられた顔の跡やら兜の跡やらがぼんやり残っていました。
伏見城の床板を移築したものらしいです。不気味だった・・・。



それから、三千院〜音無の滝〜大原と歩いて移動。
音無の滝までは急な山道を上らなければいけなくて結構大変だったんですが、最後は滝のマイナスイオンに癒されて幸せな気分にv
気持ちよかった〜♪


途中、紫蘇ソフトクリームなど食べてみたり。


大原は紫蘇の産地なんですね。ソフトクリームは甘すぎず、美味しかったです。
今話題のポニョの飴細工もありました。
うまいこと作るものだな〜と感心して見ていたら、隣にいた観光客が買わずに写真だけ撮ってお店のおばちゃんに怒られてました。(そりゃそうだ)





寂光院にも行ってきました。
8年前の火事で焼けてしまったご本尊が新たに復元製作されていました。
数百年前と同じ寄木づくりで復元されていたのですが、布が木で作られているとは思えないほど軽そうで、風が吹けば揺れるのではないかと思うほどでした。
木でこんな美しい物が作れるなんて!!!

現在残っている仏像の多くは漆も剥がれて、「木造」感が強くて、「布の軽やかな感じが」と言われてもぴんと来なかったのですが、できたばかりの仏像を見ると、その美しさと技術のすごさがよくわかります。
昔はどの像もそうだったのだろうな、とか、昔の人たちはこんなにすばらしい技術を持っていたのだな、とか、考えると、もう大興奮!
これからは仏像を見る目が変わってきそうです。


最後は足湯カフェで紫蘇ジュースをいただきながらまったり。

紫蘇ジュースは小梅ちゃんの味がしました。





あ、そうだ!忘れてはいけないのは、今回初めて出会ったもの!


それは!!



道の真ん中でのたくり動くシマヘビ君でした!!


1メートルくらいあったかな。


動物園以外で蛇に遭遇したのが初めてだったので、これまた大興奮!
写メ撮るのも忘れて観察してしまいました。



緑とマイナスイオンと美しいモノに囲まれて、充実満足の一日でした。
楽しかった〜!






最後に・・・
ガイドさんから聞いた京都一口メモ(自分のために覚書)

○今、堀川高校が建っている場所にはもともと本能寺があった。

○二条城は居住のために建てられたもので、戦いのために建てられた城ではないので堀が浅く、塀も低い。

銀閣寺の白砂の向月台は、月の光を反射させて、部屋の中に明かりを取り入れる役割をしていた。

○京都の有名な漬物「しば漬け」は、建礼門院に村人が献上した夏野菜を、彼女に仕えていた阿波内侍が漬物にしたのが始まり。(命名建礼門院